令月風和

令い月、風は和やか

夏の終わりってズバリいつになるの?

夏の終わり

 

日本には四季があるので、季節ごとに様々な特徴や色彩を見ることができて、素敵ですよね。

四季とは、「春・夏・秋・冬」のことをいいます。

なんて、あらためて言うまでもないですよね。

 

春は桜が咲く季節でぽかぽか陽気で、温かい印象がある過ごしやすい季節です。

子供がいる家庭では進学・新学期が始まって、学校を卒業して新社会人として新しい生活が始まる人たちもたくさんいる時期になると思います。

そして夏にも、秋にも、冬にもそれぞれの良さがあります。

四季がある日本だからこそ、1年を通じて4つの季節を楽しむことができるんですよね。

 

GWも終わると、「梅雨」と言う言葉を聞くようになりますよね。

「梅雨」と聞くと夏を感じるようになるのは私だけでしょうか?

梅雨に入る6月は、季節も春から夏に移り変わる時期だと思います。

6月になると気温が上がる日がでてくるので、夏のような暑さを感じる日も増えてきます。

夏の始まりは6月ごろからだと思いますが、夏の終わりはいつになるのでしょう?

 

お盆も終わって、9月が近づいてくると「夏の終わり」を感じるようになる人も多いと思います。

私もお盆を節目くらいから夏の終わりを感じることが多いです。

それはお店に並ぶ秋の味覚や、お店に飾られている服や小物の色がボルドーや深緑などの深みがある色、素材がスエードやファーの小物が並ぶのを見ていることで、夏の終わりを感じているのだと思います。

暑苦しかった朝晩が涼しくなってきたり、赤とんぼを見かけたりするだけでも「夏の終わり」を感じている人は多いはずです。

 

さて一般的には、気象庁による区分の8月31日までが夏とされています。

太陽暦という太陽の運行をもとにしている暦でも、夏は8月までとなっておりますが、天文学的考え方や陰暦で見ると時期が少し変わってきます。

1年を24等分にして春夏秋冬を細かく分けている二十四節気では、立秋の前日までが「夏」とされているので、8月7日ごろまでをいいます。

天文学的には夏は秋分まで、陰暦では6月までと、暦の種類によって「夏」がいつまでなのか違うんですね。

 

企業や学校などでは、気象庁で8月までを夏としているので、8月までを夏と考えてもいいのかもしれませんね。

 

暦の上では夏はいつからいつまで?

季節の区分は、どの暦を参考にするかで変わってきます。

 

気象庁では、夏は6月、7月、8月のこと言います。

しかし、二十四節気では夏は5月6日ごろの立夏から立夏の前日までとしています。

また天文学的には6月21日ごろの夏至から秋分まで、陰暦では4月から6月までを「夏」としています。

 

季節の区切り方は暦の種類によって、いつからいつまでが「夏」になるのか異なります。

一般的には気象庁の区分を使うことが多いそうですが、季節の定義は実は存在しないともいわれています。

 

実際には、梅雨が明けてカラッとした暑さを感じるようになると夏が始まり、お盆を過ぎると夏の終わりを感じるようになる人は多いと思います。

体感で考えると、「夏」は梅雨明けから8月もしくは9月上旬ぐらいまでを指してもいいのかもしれないですね。

 

夏の終わり 2019年は何日になる?

夏だけでなく、春も秋も冬も、季節は、気象庁の区分や二十四節気天文学、陰暦などで、いつからいつまでかが違います。

 

季節を表す言葉で、立春立夏夏至立秋秋分などと言う言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

これは二十四節気という暦になります。

二十四節気では、夏の終わりを立夏から立秋の前日までを「夏」としています。

夏が始まる立夏から秋の気配が感じられる立秋の前日までの5月5日~8月6日ごろを夏と考えています。

二十四節気では、日にちを記すときに「×日ごろ」と表します。

二十四節気は太陽と地球の位置関係などから決めているため、毎年、多少の日にちズレがでてきてしまうのです。

だから夏の終わりを表す立秋も、2018年と2019年では日にちが違います。

2018年は8月7日、2019年は8月8日を立秋としており、この日を夏の終わりとしています。

他の夏至秋分も同じで、毎年日にちが違うことになります。

秋と言うと秋分という言葉をよく聞くかと思いますが、2018年、2019年の秋分は9月23日からになります。

これも誤差があり、9月22日から秋分としている年もあります。

二十四節気で定めている季節は毎年、日にちがズレることがあります。

毎年カレンダーを見て、今年は何日から立春なのか?立夏立秋は?と注意深く見てみるのも楽しいかもしれませんね。

 

一般的には6月から8月までを「夏」と言い、企業や学校もこの区分のところがほとんどです。

しかし、体感的には9月上旬まで暑さを感じることもあるため、9月上旬までを指してもいいと思います。

日本の場合は、北海道、東北、関東、九州や沖縄など地域によって気候や気温も違うため、その気候でいつまでが夏なのか地域によっても変わってきますよね。

北海道は8月ですが、これが沖縄になると9月に下旬ごろまでを夏と感じるそうです。

暦では立秋になる8月7日ごろまでを夏の終わりと言い、2019年は8月8日からが立秋になりますが、まだまだ暑いですよね。

体感で感じる気温や気候でいつまでが夏と決めてもいいのかもしれませんね

 

まとめ

夏がいつからいつまでなのかは、どの暦を参考にするか変わってきます。

気象庁の区分のように3ヶ月ずつを春、夏、秋、冬と分ける考え方が一般的になります。

夏の風物詩の花火が終わったり、子供たちは夏休みが終わって学校が始まるようになったりすると夏の終わりを感じるようになりますよね。