おでんが腐るとどうなる?こうなったら食べられないという限界は?
おでんの保存期間はどのくらい可能で、腐ってしまった場合どうなるのか知っていますか?
意外に鍋でグツグツ煮込んでおけば大丈夫と思っている人多いのでは?
ですがそれだけではダメなんです!
最悪の場合日もまたがないうちに腐ってしまう恐れもあるとか。
そこで今回はおでんの食べられるor食べられないの見分け方をご紹介したいと思います。
夏は勿論!でも…。おでんは冬でも腐るって本当!?真相を追及!
冬であってもおでんは腐ります。
ですので、寒いからそのままコンロの上に置いておけば大丈夫!
なんて甘い考えは絶対にダメ!!
そもそもどうして食べ物は腐ってしまうのか?その理由を調べてみました。
- 食物の腐るメカニズム
食物が腐る主な原因は、空気中にそこかしこにいる細菌なんです。
細菌も生物の一種なんで、私たち同様心地よい温度に潤いを必要とするため、じめっと湿った所を好みます。
だからよく梅雨はカビやすいと言われるんですね。
しかし活発に活動するには室温や湿度だけでは食べ物は腐りません。
そう、生物同様に栄養を必要とし、食べ物に細菌が付着することで栄養素を取り込でいくのです。
栄養を取り込むことでエネルギーが補給され活発になり、のちに繁殖していくのですが、その際に栄養を吸収し終え、残った不必要なものを排泄するのですがこれが食べ物を腐らしていくのです。
「でも冬に?栄養は分かるけど、湿度なんて乾燥しているし、気温だって寒いやん!」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、冬といえども部屋の温度はいかがでしょう?湿度も乾燥しています?
いえ、室内は私達人間が過ごしやすいように温かい部屋に加湿器を置くなどで調整し、過ごしやすい環境となっているため、寒い冬とかぶっちゃけ関係ないんです!
- おでんは腐る?また腐っているのかの見分け方とは!?
しかし何故、グツグツと煮込んでいるおでんが腐ってしまうのでしょうか?
沸騰させて冷ましたら腐らないイメージって、誰もが持っているかと思います。
けれどもそのイメージは間違い!おでんだって腐るんですよ。
そもそもおでんの具材は腐りやすい食べ物がたくさん煮込まれているんです。
例えば水分の多いじゃがいもやこんにゃくも雑菌が繁殖しやすい食物ですし、卵や練り物はたんぱく質が多く含まれているため細菌にとってはエネルギー源になり、腐ってしまいます。
ではおでんは腐るとどうなるのかと言うと、下記の2つから判断出来るのです。
- 見た目
お出汁に白い膜が張っていたり、出汁をすくうととろみがついていたりする。
冷えているおでんの具材に気泡がついている。
- 匂い
酸っぱい感じで、おえっと気分が悪くなる。
うん、めっちゃ分かりやすい見分け方ですね(笑)。
しかし人によっては腐っていても、もしかしたら…といって火にかける人も!?
勿体ないからと言って食べてはダメですよ!!
おでんの放置は腐る原因の元!正しい保存方法をチェック!!
えー!?折角週末、平日のためにたくさん作っても腐りやすいなら意味がないし、もったいない…。
なんてやさぐれてしまいそうですが、なにもすぐに腐るわけではありません!
常温での放置が原因なだけで、正しい保存方法さえ知っていれば数日食べることが可能なんです!
ではどう保存すればいいのか?正しい保存方法を一緒に見ていきましょう。
- おでんの保存期間と正しい保存方法
おでんの保存方法としてまず大切なのが温度です。
だいたいですが常温で日持ちする期間は数時間から長くて3日間と言われています。
しかし、冷蔵庫では3日から5日ぐらいで冷凍庫に至っては1ヶ月もつとさえ言われているんです!
しかし一ヶ月は忘れてしまう恐れもあり、また具材によっては適さない食物もあるためおすすめなのが冷蔵庫です。
では保存方法ですが、正しい用法を守っていなければ腐ってしまいます。
- 粗熱を取ったらすぐに清潔で水分がついていないタッパーなどに小分けする。
- 小分けするときはきれいな菜箸を使用する。
- 分けたらすぐに冷蔵庫へ。
- 食べるときは食べる分だけ温める。
です。間違っても鍋にそのままで冷蔵庫へ入れたり、食べるからと全部を火にかけたりしないようにしてください。
まとめ
身体の芯まで冷えるこの季節、家路について食べたいと言えば温かい食べ物ですよね?
ですが家に帰ってからお鍋の具材を切って、煮込んで…って仕事でくたくたな身体で出来るかーい!!
そんなお疲れの一人暮らしの社会人にもおすすめなのが「おでん」なんです。
包丁要らずで煮込むだけ!身体ポカポカ、余れば保存もできちゃうまさに冬にうってつけの煮込み料理!
折角作ったのなら、美味しく最後まで食べられるよう一手間かかりますが、きちんとして保存しましょう!!