とうもろこしの栄養と効能は?カロリーはダイエットにどうなのっ?!
夏になると、とうもろこしが食べたくなりませんか?
夏の野菜の一つなので食べる機会も多いんじゃないかと思います。
茹でても良し、焼いても良し、スープにしたり、ご飯と一緒に炊いたりといろいろな料理に大活躍の万能野菜です。
とうもろこしの旬は6月から9月ですが、真夏の時期は糖度が高くなるので、7月や8月がオススメです。
とうもろこしはイネ科の植物なため、穀物なのは知っていますか?
米・小麦・とうもろこしは、世界3大穀物といわれています。
とうもろこしは穀物なので、炭水化物の部類になります。
そんなとうもろこしにはどんな栄養や効能があるのでしょうか?
炭水化物はエネルギー源なため、疲労回復の効果があります。
さらに、とうもろこしには不溶性食物繊維が多く含まれているので、腸内環境を整えて、腸の動きを活発にしてくれます。
だから便秘改善や大腸がんの予防にも効果があるそうです。
抗酸化作用の高いビタミンE、むくみ解消や高血圧予防に効果があるカリウムやマグネシウムや鉄分などのミネラルの成分も含んでいます。
とうもろこしは身だけでなく、ひげの部分にも栄養が含まれており、カリウム、ブドウ糖、クエン酸、ビタミンKなどの栄養があります。
このひげ部分を煎じてお茶として飲むと、この栄養を取ることができます。
市販でも、ひげ茶が販売されているので、気になる方はお店で探してみてくださいね。
これだけの栄養と効能があるとうもろこし。
旬で、もっとも甘いとされている7月や8月はぜひとも食べたいですよね。
とうもろこしの栄養にカロリーはどのくらいあるの?
とうもろこしは穀物になります。
米や小麦と同じ穀物なので、カロリーも気になるところだと思います。
とうもろこしは、茹でた場合、100gあたり99キロカロリーくらいです。
同じ穀物の米や小麦よりはカロリーは低いです。
(ちなみに白米のご飯100gあたり168キロカロリー)
カロリーは低いですが、とうもろこしは水分以外の80%が糖分になるので、野菜と言うよりはどちらかと言うと主食になります。
穀物なので、とうもろこしの粉を主食にしている国もあるくらいに、炭水化物なんですよね。
とうもろこしの栄養はダイエットにはいいの?
ダイエット中は野菜中心にしたり、糖質も気にしたりする人が多いと思います。
とうもろこしはダイエット中も食べても大丈夫なのでしょうか?
とうもろこしは穀物にしては、低カロリーな食材です。
しかし、糖分が多いので、ダイエット中は量に気を付けて食べる必要があります。
とうもろこしに含まれている糖分は、最終的にブドウ糖になります。
ブドウ糖に代わった糖分は、腸で吸収されます。
このブドウ糖は、身体を動かすのには大切なエネルギー源ですが、摂取した分が燃焼しきれないと脂肪細胞として取り込まれてしまうのです。
だからダイエット中はとうもろこしの食べ過ぎは気を付けないといけません。
しかし、とうもろこしにはさまざまな栄養が含まれています。
食物繊維も多く含まれているので、便秘解消に効果的で、また満腹感を与えてくるので、食べる量に気を付ければダイエットにもオススメの食材かもしれません。
ただ、さきほども言いましたが、ブドウ糖は体を動かして燃焼させないと脂肪となってしまうので、とうもろこしを食べたら、しっかり身体を動かして運動をしてくださいね。
まとめ
とうもろこしは食べるとお腹が膨らんで満腹感を感じさせてくれると思います。
実際、とうもろこしは美味しけど、何本も食べられないんですよね。
食べ過ぎは良くはないですが、とうもろこしには便秘解消や疲労回復効果、むくみ解消など様々な効能があります。
また、穀物のなかではカロリーが低く、満腹感が与えられるので、量に気を付ければ、ダイエット中にも良い食べ物だと思います。
真夏が1番甘く美味しいので、ぜひとも食べたいですよね。