トマトにはどんな栄養成分がある?驚きの抗酸化力が!
トマトに含まれるリコピンと言う栄養素を聞いたことがある人は多いと多いと思います。
このリコピンはどのようなモノなのかはご存知でしょうか?
まずリコピンの前に、トマトにはβ-カロテンと言う栄養素を多く含んでおり、この
β-カロテンは体の中でビタミンAになるといわれています。
このβ-カロテンに、抗発ガン作用や免疫賦活作用があるのは有名ですが、その他にも様々な効果があります。
髪の健康の維持、視力維持、粘膜や皮膚の健康の維持や喉や肺などの呼吸器系統を守る働きもあるといわれています。
トマトの栄養素のリコピンは、わりとここ最近知られるようになったと思います。
このリコピンはトマトの赤い成分で、カロテノイドの一つで、β-カロテンの仲間になります。
リコピンは抗酸化作用が高いと言われており、ビタミンEの100倍以上になるといわれているほどです。
抗酸化作用は体の中を錆びつかせない、そして免疫力をアップさせてくれる働きのことになります。
トマトは嫌いなどの苦手意識を持つ人も多い食材かもしれません。
うちの子もトマトの甘酸っぱい味が苦手で食べてくれません。
だけどトマトに含まれるリコピンは抗酸化作用が高いので、できるだけ食事に取り入れていきたい野菜ですよね。
トマトの栄養を効果的にとるための食べ方は?
このリコピンは食べる時間帯によって体内への吸収率が違うそうです。
朝、昼、夜と3食のうちだと、朝がトマトを食べたときのリコピンの吸収率が1番高いといわれています。
朝にトマトを食べることで、だるさや疲労を取り除く効果、日焼けしてできたシミやしわ、赤みを軽減、ビタミンとミネラルを補給することができ、健康の維持につながるそうです。
また、リコピンは生活習慣病の予防にもなるとも言われています。
トマトの栄養素のリコピンをしっかりとる食べ方ですが、トマトはカットして生で食べるよりも、トマトジュースにするか、オリーヴオイルなどの油で炒めて食べたほうが良いとされています。
火を通してもこの栄養素は壊れにくく、火を通した方がリコピンの吸収率が上がるともいわれています。
缶詰のカットトマトやホールトマトでも、リコピンの効果を得ることができるので、トマトがない時は缶詰を使って、ミネストローネやトマトの煮つけ、ミートソースなどを作って食べるといいですね。
トマトの栄養は赤ちゃんにもいいの?
トマトは離乳食初期から食べることができる食材になるので、赤ちゃんでも食べている子は多い食材になります。
リコピンが多く含まれているトマトは赤ちゃんにも食べてもらいたい食材のひとつです。
トマトはリコピンだけでなく、他にもたくさんの栄養素があるので、栄養満点の食材になります。
便秘予防に効果的と言われているペクチン、体から塩分を排出してくれる効果があるカリウムなども、トマトには含まれています。
赤ちゃんの便秘は大変ですよね…。
うちの子も便秘になることが多くて、できるだけトマトをあげるようにしていました。
赤ちゃんの便秘は可哀想になってしまうので、トマトのように食材で改善できるものならぜひそうしたいと考えるママは多いはずです。
大人だけでなく、子供や赤ちゃんにもトマトはオススメな食材になります。
便秘予防のも大切ですが、免疫力をアップしてくれるので病気にかかりにくくなるともいわれているからです。
まとめ
トマトに含まれているリコピンは生活習慣病の予防、呼吸器系の働きを守るなど、そしてダイエット効果や、美肌効果や日焼け予防にも効果的です。
その他にもだるさや疲労の軽減効果もあるので、特に暑い夏に食べて、夏バテを防ぎたいですよね。
朝にトマトを食べると1番吸収率が良くなりますので、トマトジュースやミネストローネなどにして、トマトを朝食から取り入れたいですね。
トマトが苦手な人は、ケチャップなどの加工されたものでも大丈夫ですよ。