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立秋にオススメの食べ物は何?旬の食材で暑さを乗り切ろう!

立秋にオススメの食べ物

 

季節や気候を表す言葉はたくさんありますが、「立秋」も季節を表す言葉の一つで、夏から秋へ季節が移り変わる初めての日という意味があります。

これは二十四節気という一年間を24等分した区分になります。

この二十四節気は旧暦での季節を表しているそうです。

立秋は毎年8月7日ごろから処暑までを言い、カレンダーでは、大体8月7日ごろ~8月23日ごろまでを指します。

 

このくらいの時期はまだまだ日が照っていて暑い日が続いていますが、次第に日が暮れるのが早くなって、夜が涼しく感じるようになります。

これは立秋の特徴で、昼と夜の温度差が出るようになってくるため、秋の訪れを感じますよね。

 

立秋に旬の食べ物

とはいえ立秋と呼ばれるこの時期はまだまだ暑い日が続いています。

暑いと食欲がなくなることもありますよね。

こんな暑いからこそ食べてもらいものがあります。

この時期の旬な食べ物は、オクラ、なす、ゴーヤ、サンマなどです。

 

ゴーヤには食欲増進や健胃、整腸作用、消化促進といった効果があるので、食欲がないときや消化機能が低下しているときに、ぜひとも食べて欲しい食材になります。

ゴーヤや苦みがあるので、苦手な人も多いはず。

塩もみや湯通しするだけで、ゴーヤの苦みが和らぎます。

ゴーヤチャンプルーのような炒め物は、ゴーヤと卵、豆腐、豚肉を油で炒めて、油をコーティングするので、ゴーヤの苦みを和らげてくれます。

食欲がないときに、ゴーヤチャンプルーはいいかもしれませんね。

 

オクラは夏野菜の一つで、夏バテ予防のために食べて欲しい食材になります。

オクラのネバネバには栄養が豊富で、ゴーヤと同じで食欲増進、整腸作用や夏バテ対策にもってこいの食材になります。

暑いと涼しいものが食べたくなると思います。

素麺の上にトマトとオクラをオリーヴオイルで和えたものをのせた素麺は食欲がない日にはオススメです。

おくら、長芋、梅をポン酢とごま油で和えただけなので簡単にでき、さっぱりしていて食べやすいので、暑い夏にも食べやすいと思います。

オクラやナス、れんこん、かぼちゃなど、素揚げした夏野菜を乗せた夏野菜カレーも、暑い夏にもいいですよね。

 

夏バテ効果のあるものや食欲増進するものは、この時期にオススメなので、作ってみてくださいね。

 

処暑に旬の食べ物

処暑二十四節気の一つになります。

この処暑は夏の終わりごろをいい、二十四節気では、立秋処暑と言う順序になっています。

立秋が秋への移行なので、処暑の頃には暑さが徐々に落ち着いてくるとされているそうです。

処暑は大体8月23日ごろ~9月7日ごろまでのこと言い、少しずつ秋へ変わっていくころでしょう。

処暑は暑さが落ち着くと言われていますが、実際はまだ暑さが残っている時期ですよね。

 

この時期に秋の味覚のサンマもいいかもしれませんね。

サンマは秋の味覚の代表的な食材です。

サンマに含まれているビタミンとタンパク質は体力を回復させてくれます。

暑い夏はどうしてもさっぱりした物や冷たいものを食べたいですが、これらは体力が低下してエネルギー不足の原因にもなります。

塩を振って焼いたサンマと大根おろしを付け合わせといいですよ。

大根おろしは冷たい食べ物で弱った胃を助けるので、サンマと一緒に食べたいですよね。

 

サンマは焼き魚もいいですが、竜田揚げにして、大根おろしと一緒に煮て、みぞれ煮にしてもいいと思います。

暑い日だとみぞれ煮とかはさっぱりしているので、暑い日でも食べやすいです。

サンマの炊き込みご飯も美味しいですよね。

サンマは焼き魚にする人が多いと思いますが、炊き込みご飯にするとサンマの旨みも全て味わえるので、オススメな食べ方です。

夏は冷房などで冷えてしまうこともあるので、炊き込みご飯に生姜を入れると冷え予防にもなりますよね。

 

大暑に旬の食べ物

大暑二十四節気の一つになりますが、大暑は1番暑さが厳しい時期と言う意味から付けられたそうです。

大暑は7月23日ごろ~8月7日ごろを言い、立秋の前日までをいいます。

今の暑さのピークは大体8月以降ですよね。

これは旧暦になるため、多少の誤差が出てしまっているということになります。

 

それはさておき、大暑の時期は何が旬の食べ物になるのでしょうか?

 

この大暑の時期は、丁度、土用の時期。

そう、土用の丑の日があるので、ウナギをこの時期に食べる家庭が多いと思います。

ウナギは夏バテ改善に効果的なビタミンAが豊富です。

暑い夏を乗り切るためにウナギはオススメですが、実は本来、ウナギは大暑の旬なたべものではありません。

 

大暑の時期にオススメな食材ですが、キュウリや枝豆、スイカ、トウモロコシになります。

夏はどうしても冷たい麺類が増えるので、付け合わせに天ぷらをつけるのもオススメです。

天ぷらには夏野菜と言われるナスやオクラ、ピーマンなどを使うといいですよ。

夏野菜は夏バテ予防に効果的なので、これから暑くなるこの時期にはいいかもしれませんね。

 

その他には、枝豆をハンドミキサーでペーストにして、牛乳で伸ばしていくと、枝豆スープができます。

スープは冷やして、冷製枝豆スープにするのもオススメです。

冷たいスープは、暑い日には飲みやすいので、ビタミン不足の対策にもなります。

 

まとめ

大暑立秋処暑二十四節気になりますが、時期事にオススメな食材があります。

どの季節もまだまだ暑い日が多いので、夏バテ対策になる旬な食べ物をしっかり食べて、夏を乗り切りたいですよね。