令月風和

令い月、風は和やか

梅雨の時期にお弁当を前日に作るなら覚えておきたいこと

お弁当作り

 

梅雨は湿気が多くなるのでカビや食中毒の発生が多いといわれる季節になります。

食べ物の取り扱い方には十分気を付けないといけません。

 

しかし、毎日のお弁当作りは大変ですよね。

私も主人と子供のお弁当を毎朝作っていますが、朝は洗濯などやらないといけない家事が多いので忙しくて、お弁当を作るのも大変。

 

ある時、「前日にお弁当を詰めている」という話をママ友から聞いたことがあります。

前日のうちにお弁当を詰めることができたら、忙しい朝にお弁当作りがなくなるので便利ですよね。

ですが実際に前日にお弁当を詰めるのは、大丈夫なのでしょうか?

 

梅雨の時期にお弁当前日に詰めておくときの注意点

お弁当を詰めるときは、手で具材に触れないようにすること、そして詰めたらしっかり冷ますようにします。

これをすることで菌の増殖を防ぐことができるので、お弁当を作るときは気を付けたいことになります。

 

お弁当の衛生面を考えるなら、前日に作ったお弁当は湯気が立つくらい、レンジで加熱をしてください。

食中毒を起こす菌が増えるのを遅らせたり、増えるのを防止するためには、5度以下、または60度以上の温度にするのがいいとされています。

バッチリ冷やすか、バッチリ熱くするかどちらか、ということですね。

レンジでしっかり加熱することで、菌の増殖を防ぐことができるので、前日に作ったお弁当は必ず加熱してくださいね。

加熱したお弁当は、うちわや扇風機などを使って、すばやく冷まします。

温かいうちに蓋を閉めてしまって、お弁当の内側に水滴がついてしまっていたという経験をしたことがある人もいると思います。

この水滴は菌を増殖させる原因になるので、前日に作ったお弁当を再加熱をしたら、しっかり冷ましてくださいね。

 

お弁当を前日につめるのはおかずのみにして、ご飯は朝に炊いたものをいれるといいですよ。

冷蔵したご飯をレンジで再加熱すると、味が落ちてしまうので、オススメしません。

ご飯は前日に炊飯器の予約機能を使うといいですよ。

セットしておくと、朝起きたときには炊き立てのご飯ができてるので、それを詰めて冷ましたらお弁当の完成です。

 

前日にお弁当を作っておくと朝が便利になります。

お弁当の菌の増殖を防ぐためには、しっかり加熱することが大事です。

梅雨の時期は傷みやすいので、食中毒に注意してお弁当を作りたいですよね。

 

梅雨の時期お弁当の作り置きするときのポイント

お弁当箱に詰めておかないまでも、おかずを前日に作り置きしておくと便利ですよね。

梅雨の時期は菌が増殖しやすいので、おかずにはできるだけ殺菌効果がある食材を使うようにしてください。

菌の増殖を防ぐためには、加熱したおかず、水分の少ないおかずをいれるようにするといいと言われています。

お弁当のおかずには、きんぴらや唐揚げなどが傷みにくいとされているのでオススメです。

 

おかずの味付けは濃いめにするようにしてください。

塩や醤油には雑菌を抑える効果があるので、お弁当に入れるおかずは少し濃い味付けするといいですよ。

 

前日に作った作り置きのおかずはお弁当に入れることができます。

作ったら冷蔵庫で保管して、翌日にレンジで加熱して、殺菌するようにしてくださいね。

  

梅雨にお弁当作りで注意することは?

梅雨の時期は食材が傷みやすくなります。

前日に作ったお弁当や作り置きしていたおかずは必ず加熱して、菌の増殖を防ぐようにしてください。

いまは冷凍食品で凍った状態のままでお弁当に入れることができるのものがあります。

凍った状態で入れることで保冷剤の代わりになるので、上手く活用したいですよね。

 

お弁当には、抗菌効果のある食材やグッズを入れるのも菌の対策になります。

抗菌効果のある食材だと梅干しが有名ですよね。

梅干しのほかに、ふりかけのゆかりもオススメです。

ゆかりは赤しそのふりかけになりますが、このしそにも梅と同じ抗菌効果があるので、梅干しがない時に代用するといいですよ。

梅干しやゆかりを使うときはご飯と混ぜ込むようにしてください。

 

また、ご飯を炊くときに米2合に対して酢を大匙1杯程度入れて炊くと殺菌にいいそうです。

酢を入れて炊いても、酢の酸っぱさがないので、梅干しやゆかりが苦手な人には酢を入れて炊くがいいかもしれませんね。

 

100円ショップやホームセンターなどでは、抗菌シートという抗菌効果のあるグッズが売られています。

抗菌シートはおかずやご飯に乗せるだけなので、手軽にできる抗菌対策ができるので、この方法もやってみてくださいね。

 

おかずを仕切るためや彩りのためにレタスやサラダ菜などの生野菜を使う人は多いと思います。

この生野菜は梅雨などの食中毒が危険な時期はできるだけ入れない方がいいと言われています。

梅雨の時期のお弁当には、水分の多い生野菜は向きません。

ヘタを取って、水分をふき取ったミニトマトなら大丈夫です。

梅雨の時期はお弁当に入れる食材を気を付けたいですよね。

 

まとめ

梅雨の時期は特に食材が傷みやすいと言われています。

毎日のお弁当作りは大変ですよね。

前日におかずをお弁当箱に詰めておいたり、朝に詰めるだけにするのに作り置いたりしておくと朝のお弁当作りが楽になります。

 

また、梅雨の時期に向かない食材やおかずがあります。

雑菌を増やさないように、酢や醤油などの調味料を活用したり、加熱することで殺菌効果があるので、お弁当の傷みや菌に気を付けながら作りたいですよね。