正しい漢方の知識！その効果と飲み方を大解説!!
みなさんは漢方のことについて
どれくらいご存知ですか？
元々は中国で生まれた漢方でしたが
日本に伝わって以降
日本の環境や植物の生え方によって
日本独自の方法で確立されていった
日本式の医学といえるでしょう。
医学には種類ごとに
得意分野や苦手分野が存在します。
例えば
西洋医学が得意とする病気や治療もあれば
漢方を使用することによって
痛みや苦しみを和らげる
効果を出すものもあります。
当たり前のことではありますが
それぞれの病気や怪我にあった治療法を
行うべきということですね。
漢方の効果は本当にあるの？不調の際は何を飲めばいいの⁇
皆さんは
漢方について
どんなイメージをお持ちでしょうか…？
具体的に普段からこんな漢方を使っている
効果を知っている
という方もいらっしゃれば
漢方は気休め程度にしかならないと思っている方
飲み続けないと効果が得られないなど
ネガティブな印象をお持ちの方も
少なくないのではないかと思います。
確かに人によっては
漢方によって良い効果を得にくかったり
漢方の種類によっては扱いにくいものもあります。
ですが
こんな話をご存知ですか？
江戸末期、アメリカから
ペリーが来航しましたよね。
その際に“アメリカ風邪”という
ものが持ち込まれました。
今でいうインフルエンザのようなものです。
当時、このアメリカ風邪を鎮静させたのは
なんと漢方薬だったということなんです。
海の向こうからやってきた病気を
退治してしまう漢方は
結構有能なのかもしれません！
現在でも
インフルエンザの治療薬で
使用されています。
現代の最新医学でも
効果は立証されているようです。
漢方を専門の機関で処方してもらう時には
直して欲しい場所や症状とは
全く関係のないような触診問診を
されることがあります。
これは
一人一人に合う漢方が違い
それをお医者さんが見極めてくれるからです。
薬局などで漢方を購入し
試してみたけど効果がないので
私には漢方は合わない。
なんていうのは大嘘で
一つの漢方は体質的に合わなくても
別の漢方で症状が和らぎ解決する
なんてこともよくあるのです！
なので
一概にこの漢方がこの症状に効きます！
と断言することはできませんが
一般的に効能があるとされている漢方を
少しだけご紹介します！
もともと胃腸が弱く
お腹を壊しやすい方には・・・
六君子湯（りっくんしとう）。
生理痛などでお悩み
手足が冷えやすい冷え性の方には・・・
桂枝茯苓丸（けいしぶくりょうがん）。
ズキズキ頭痛が激しく
吐き気もある方には・・・
呉茱萸湯（ごしゅゆとう）。
元気が無く
疲れやすい方には・・・
補中益気湯（ほちゅうえっきとう）。
漢方が効果なし！原因は何？
まず漢方というのは
本当に色々な種類があります。
そして即効性のあるものもあれば
１〜２ヶ月継続して服用して
効果が現れるものもあります。
わかりやすく簡単に説明すると
風邪や一時的な疲れに
対する服用であるならば
早いものだと数十分で効果が現れるでしょう！
すごく早くて驚きですよね！
それに比べて
慢性的な症状や痛みに対しては
長い時間をかけて服用する必要がある
ということです。
これは当然のことですが
自分の体とその症状に合った
漢方を処方された場合です。
胃腸に聞くと表記されていても
痛み方や症状によっては
違う漢方が効く場合があります。
もし今ご自身がお使いになっている
漢方の効き目がないと感じられている方は
今一度、効能や自分の症状を
確認してみてください。
またものによっては
副作用が強く出るものが
あるかもしれません。
副作用で体調が悪くなってしまっては
元も子もないので
あまりにも酷いようでしたら
服用を控えるか処方先に問い合わせを
するようにしてください。
まとめ
妊娠中授乳中で
市販の錠剤などが使えなかったり
漢方を使用されている方の中で
イマイチ効果を得られずお悩みの方は
今一度お使いの漢方が
自分の症状と体に本当に合っているものなのか
見直してみる必要があると思います。
筆者自身ある漢方を飲んだ際
体がほてり汗が止まらなくなり
暑くて気持ち悪い…というところまでの
酷い副作用が出てしまったことがあります。
ぜひご自身の体にあった
お気に入りの漢方を見つけて
緊急事態にはすぐに
対応できるようにしてくださいね！
