虫よけで子供に使えてよく効くのはどれ?どんなものを選べばいいの?
夏が近づくと、気になってくるのが虫刺されだと思います。
アウトドア、レジャーなど、夏のおでかけには虫よけ対策は必要です。
子供の手や足を見ると、気づいたら刺されていた!?なんてことは、結構あると思います。
虫よけ対策をしていても、なぜか、刺されているんですよね。
子供に使うとなると、大人と同じものを使ってもいいのか?どんなものがいいのか?と分からないこともありますよね。
虫よけと言っても、スプレータイプのもの、シールタイプ、ブレスレットタイプと形もさまざまで、どのタイプがいいのかも悩んでしまうと思います。
どんな虫よけアイテムや対策が子供にはいいのか、選び方について紹介していきたいと思います。
子供は虫よけをしておく必要があります。
虫刺されと聞くと痒みの症状を思い浮かべると思いますが、子供の体温は高く汗っかきなため、虫に刺されやすいんです。
大人よりも刺されたところが腫れやすく、痒さでかきむしってしまって「とびひ」になってしまうということもあります。
大人と違って、子供は痒いのを我慢しろと言うのは難しいです。
また、その他にも虫刺されによる日本脳炎などの感染の危険もあるため、虫よけをした方が良いといわれています。
子供の肌は大人よりも肌が弱く、敏感です。
虫よけは大人用ではなく、必ず、子供の肌でも使うことができるものを使って、虫よけ対策をしてください。
虫よけで使われている成分で良く使われているのはが、ディート、ユーカリなどの油、イカリジンになります。
ディートという成分は効果が高く、多くの虫よけの製品にも使われています。
虫がこのディートという成分に触れようすると、異常を感知してその場を避けると言われています。
このディートは虫よけスプレーにも良く使われているため、ディートを含むスプレーを身体につけることで、虫が嫌がって近づかなくなるという事になります。
しかし、このディートという成分は、一般的には安全とされていますが、絶対、身体への影響がないとは言い切れないそうです。
効き目はいいけど、子供に使うとなると考えてしまいますよね。
ディートは虫よけの効果はいいけど、子供に使うならイカリジンか、またはユーカリなどのオーガニックの油の成分のものを選ぶといいですよ。
ちなみにイカリジンが日本で製造されるようになったのは2015年からで、割と最近のことですが、1980年代にドイツで生まれた虫よけ成分になります。
ディート並みの効果がありながら、ディートのような子供への使用回数制限がないのが特徴です。
虫よけと言ってもさまざまな種類がありますよね。
気軽に使いやすモノが、シールタイプです。
シールタイプは、帽子や服、ベビーカーに貼るだけなので、公園や買い物などのちょっとしたところへ行くときに便利です。
シールタイプと同じようにリングタイプも腕につけるだけなので、装着も楽ですよね。
虫よけ対策といったら、スプレータイプだと思います。
服の上からシューっと吹きかけるだけなので、いつでもどこでも使えますよね。
他にはジェルタイプやウエットシートタイプもあります。
スプレーとは違って薬剤が飛び散らず、隅々まで塗ったり、拭いたりすることで、虫よけ効果が得られます。
虫刺されだけでなく、日焼けも気になるところだと思います。
日焼け止めはどうしたらいいの?と思うと思いますが、今はUV成分が入った虫よけや虫よけ効果のある日焼け止めも販売されています。
これ1本あれば、日焼け対策も虫よけ対策もできるので、外でのレジャーの時にはオススメです。
日焼け止めと虫よけを別々に塗りたいときは、日焼け止め、虫よけの順で塗るといいですよ。
虫よけ対策グッズは、使いやすさやその時の用度に合わせて、どのタイプにするかを選ぶといいもしれないですよね。
虫よけは子供にはハッカがいい!?
虫よけと聞いて、ハッカ油を思い浮かべる人も多いと思います。
ハッカ油の主要分のメントールには、虫の忌避効果があります。
メントールの特徴のスーッとした清涼感のある香りは虫たちに取っては嫌いな香りなので、この香りを身にまとうことで虫よけ対策になるそうです。
メントールはペパーミントに最も多く含まれていて、ゴキブリ、蚊、コバエに効果的と言われています。
ハッカ油は天然成分なので、子供にも安心して使うことができます。
しかし、ハッカ油の原液は刺激が強いため、赤ちゃんや子供に使うときは気を付けないといけません。
子供は肌が弱いため、原液が身体に付くと、匂いも刺激が強すぎるといわれています。
原液を使うときはほんの数滴、もしくは薄めてから使うなど、気を付けて使ってくださいね。
虫よけを子供用に手作りする!
このハッカ油などを使って、虫よけスプレーを作ることができることはご存知ですか?
虫よけスプレーと聞くと作るのが難しそうと思いがちですが、材料があれば簡単に作ることができます。
しかも、お店で買うよりもコスパもいいので自作もオススメです。
材料は、ハッカ油5~6滴、エタノール10ml、水90mlで、虫よけスプレーができます。
作り方は、ハッカ油とエタノールを容器に入れて、混ぜます。
混ざったら、水を加えてよく混ぜたら完成です。
エタノールは、無水エタノールでも消毒用エタノールでも大丈夫なので、ドラックストアやホームセンターなどで、揃えることができるのも良いところですよね。
この時に使うスプレーボトルはポリスチレン製以外のものか、アルコール液対応のもの、もしくはガラス製のボトルを使うようにしてください。
ハッカ油もエタノールも、ポリスチレン製のものだと変質させてしまうからです。
このハッカ油で作った虫よけスプレーは部屋や網戸などに吹きかけても、虫よけとして使うことができるので、いろいろと活用できますよ。
まとめ
虫よけ対策をしても絶対刺されないわけではありません。
しかし、虫に刺される可能性が低くなります。
ママもパパも安心して出かけるためにも、また、子供が楽しくおでかけや外遊びができるように、しっかり虫よけ対策をしてあげたいですよね。