令月風和

令い月、風は和やか

作り置きの野菜の日持ちはどのくらい?

作り置きの野菜

 

家事に育児に仕事にと、忙しい毎日を過ごしている人は多いはずです。

作り置きや常備菜を活用している家庭も多いのではないでしょうか?

作り置きとは、後日活用するために料理を前もって作って、冷蔵・冷凍しておくことを言います。

常備菜も作り置きと同じで、保存がきく料理のことを言います。

 

この作り置きや常備菜があると毎度毎度作らなくてもいいので便利ですよね。

私もよく作り置きをしていますが、忙しい日にはこれがあるだけで、一品か二品作らなくても済むので、便利で役立っています。

 

便利な作り置きですが、食材や調理法によって保存期間が変わってくるので、注意も必要です。

 

作り置きや常備菜の保存期間なのですが、冷蔵保存は2~3日、冷凍保存だと2~3週間を目安に食べていくといいですよ。

ただしこれは調理方法などによっても変わってきます。

冷蔵だと一般的には2~3日程度になりますが、サラダなどの生野菜だと火を通していないため、冷蔵での保存期間に関わらず、できるだけ早く食べるほうがいいと言われています。

生の野菜でも、ピクルスや漬物などの塩や酢を使った料理は保存が効くので、保存期間が3~4日になります。

塩は保存性が高くなり、酢は殺菌作用があるため、どちらも作り置きや常備菜などに向いている調味料なので、ピクルスや漬物などの保存期間が長くなります。

冷凍の場合は冷蔵保存よりも保存期間が長くなります。

食べきれないものや湿度や気温が高い夏は冷蔵保存よりも冷凍保存のほうがオススメです。

冷凍保存の場合は、1食分や1人分ずつ小分けにして保存しておくと、食べたいときにすぐ調理ができるので便利ですよ。

 

野菜を使った作り置きや常備菜はあともう一品と言うときに役に立ちます。

保存期間を考えると火を通したり、塩や酢を使ったりしたものは日持ちします。

煮浸しやナムル、胡麻和えなどの常備菜は電子レンジ調理ができるので簡単で、保存も効くのでもう一品の時にオススメです。

 

野菜や料理によっては冷凍が向かないものもあります。

野菜だと有名なのが、じゃがいもです。

じゃがいもは冷凍してしますと風味が落ちて、スカスカした感じになってしまいます。

じゃがいもを使った料理を冷凍保存するときは、じゃがいもを抜いてくださいね。

どうしてもじゃがいもを冷凍したいときは、マッシュ状にすると冷凍ができますよ。

マッシュ状のじゃがいもはポタージュなどで活用できるので、試してみてくださいね。

 

作り置きや常備菜をする人は多いはずです。

野菜の場合は生よりは火を通したものほうが保存が効き、生の場合は塩や酢を使ったほうが保存が効きますよ。

 

作り置き野菜の冷凍保存

作り置きや常備菜を作るようになると、冷凍保存も気になると思います。

私は常備菜のような調理した状態での冷凍保存は、きんぴらやひじきの煮つけ、残った野菜を使ったミートソースくらいしかやっていません。

品数は少ないですが、冷凍保存をやっておくと、もう一品と悩んだ時に役立ちました。

 

どちらかというと私の場合は調理したモノよりも、野菜を下処理して冷凍しているものが多いです。

冷凍した野菜は使うときも便利で、その時でアレンジが効くので重宝しています。

 

冷凍できる野菜が何なのか?気になると思います。

野菜は大体のモノが冷凍保存できます。

冷凍に向いていない野菜はじゃがいもくらいだと思います。

 

ほうれん草や小松菜などは、茹でたものを小分けにして冷凍しておくと、味噌汁などのちょっとしたものに役に立ちます。

私は茹でてから冷凍していますが、生でも冷凍ができます。

生の状態でも冷凍ができる野菜が多く、ほかにもブロッコリー、大根、きのこ類、ネギなどはそのまま冷凍が可能です。

 

野菜の冷凍保存は時短になるので、試してみてくださいね。

 

作り置き野菜の栄養

作り置きや常備菜は栄養が気になるところだと思います。

まず作り置きや常備菜という以前に、基本的には野菜は火を通して調理をすることで、栄養価が下がると言われていますので、結論から言うと栄養価は下がってしまいます。

野菜を切る、茹でる、水につけるという行為でも、栄養価が下がるとも言われているので、多少はしょうがないのかもしれませんね。

 

ところが、野菜の冷凍保存には栄養価が上がるものがあるのはご存知でしょうか?

ブロッコリーやにんじん、きのこなどは、冷凍保存することで栄養価がアップする野菜です。

冷凍保存することで栄養価がアップする野菜は、冷蔵ではなくできるだけ冷凍するのがいいかもしれません。

野菜を冷凍するときは急速冷凍することが大切で、急速冷凍をすることで野菜の栄養を逃さずに冷凍ができます。

 

基本的には栄養を考えると調理したものはできるだけ早く食べることをオススメしますが、野菜の中には冷凍することで栄養価がアップするものもあるので、上手く活用できるといいですよね。

 

まとめ

作り置きや常備菜は忙しい毎日にとても役に立ち、便利です。

私もよく作り置きはしていますが、作るときは大変ですが、後の楽さを考えると作っておいた方が便利なので作っています。

調理方法や使った調味料などによって、保存期間も変わりますが、栄養価を考えると早めに食べることがいいかもしれませんね。

冷蔵保存や冷凍保存は、毎日の家事の時短に繋がるので、上手く活用していきたいですよね。