令月風和

令い月、風は和やか

わが子の言葉の発達に遅れがあった話。

2歳児

 

子供が成長する姿は親としては嬉しいですよね。

しかし、他の子たちと接するようになると、自分の子は発達が遅いのでは?と比べてみてしまうと思います。

子供の成長は、個人差があるので成長のスピードも違います。

子供のペースがあるのは分かっていても、ずりばいをしない、はいはいをしない、つかまり立ちをしない、歩き出さないなど、個人差があるのがわかっていても、どうしても気になってしまうのですよね…。

 

子供の言葉の発達に遅れが?

言葉の遅れも親からしたら気になってしまう発達の一つです。

発語や言葉の理解、生活年齢から予測される平均的な状態よりも遅れている場合、言葉が遅れていると言われることがあります。

うちの子も言葉が遅く、市の健診で、言葉の遅れを指摘されました。

子供は、1歳6ヶ月の段階では、言葉は何一つでていなくて、子供の伝える術は「指差し」と喃語(なんご)でした。

単語が出るようになったのは、2歳5ヶ月を過ぎたころ。

その単語は、4語のみで、一向に言葉が増えなかったのです。

 

早い子だと1歳過ぎたころから少しずつ言葉がではじめて、2歳では2語文を話していると思います。

その子その子によって、発達が早い遅いがあるように、言葉にも早い遅いがあります。

しかし、周りと比べてしまうんですよね…。

 

こればっかりは、お子さんのペースがあるので、急がずに待ってあげて欲しいです。

そう分かっていても、周りと比べてしまったり、誰かに言われて心配になったりしてしまうのも分かります。

 

うちの子も言葉が遅かったので、心配もしたし、不安にもなりました。

子供の言葉がでるきっかけになったらいいなと思って、子供が好きなところへ、よく連れて行って、いろいろなものを見せるようにしていました。

子供が初めて話した言葉は、子供が大好きな「でんしゃ」という好きな物。

いろいろなところへ連れて行ってあげることが、うちの場合は子供の言葉が出るきっかけになったのかもしれません。

 

親は言葉に限らず、何かが他の子たちよりもの遅いと心配してしまうんですよね。

それだけ、真剣に子供に向き合っている証拠です。

 

お子さんのペースがあるのも確かです。

うちのように、子供の好きな事やモノから言葉が出る可能性もあるので、いろいろな物を見せて、経験させてあげるのもいいかもしれないので、やってみてくださいね。

 

 

言葉の発達を2歳児に促すには?

2歳くらいになると「言葉の遅れ」を気にするようになるママは多いと思います。

私も子供の言葉について考えるようになったのが、2歳になるころでした。

うちの子は言葉が遅くて、単語がでたのが2歳過ぎてからです。

同じくらいの年齢の子たちは、お話をしていたので、言葉については悩みました。

 

子供の言葉がでる目安があります。

1歳ごろに言葉がでるようになり、1歳半から2歳ごろに二語文、3歳までには三語文が話せるようになると言われています。

しかし、子供の言葉の発達は個人差が大きいとも言われています。

2歳になってもほとんどの言葉を話さない子供は珍しくはありません。

子供の言葉の遅れがあっても、指差しなど、言葉ではないものでコミュニケーションが取れていれば心配する必要はないとも言われています。

 

心配をする必要はありませんが、気になってしまうんですよね。

言葉は何かを訴えるためのものです。

親は先回りして子供のことをやってしまわずに、子供のやりたい、やってほしいと言う欲求を子供に伝えさせるようにするのも大切です。

子供が伝えるために言葉を使うことにつながる可能性があります。

 

子供にたくさん話しかけてあげてください。

私も子供にはたくさん話しかけていました。

言葉が出ていなくても、言葉の理解があれば指差しなどをして訴えることにつながると思ったからです。

絵本を読み聞かせるのもいいと言います。

話しかけや絵本の読み聞かせは子供とのコミュニケーションになるので、オススメです。

 

言葉の発達が遅れる原因は?

この言葉が早い子、遅い子に何か違いや原因はあるのでしょうか?

 

よく言われていることは、女の子よりも男の子のほうが、言葉の発達がゆっくりと言われています。

女の子に比べると1~2ヶ月ほどの差があるそうです。

 

言葉はコミュニケーションの一つです。

お話の優先順位が低いため、言葉が遅くなっていることもあるそうです。

おもちゃで遊んだり、絵をかいたり、他のことに夢中になってしまって、言葉で話すことの優先順位が低くなってしまっていることが、言葉の発達に遅れが出る原因になっている可能性があると言われています。

 

子供は何かをしてほしい時、自分の欲求を伝える時、「おもちゃ、ちょうだい」「えほん、よんで」などと、訴えるために言葉を使い始めるそうです。

言葉を使って、欲求を伝えるものですが、言葉を使わなくても自分の欲求が満たされていると、言葉で伝えて訴えることが必要なくなるため、言葉の遅れに繋がるとも言われています。

 

 

まとめ

子供の成長と共に悩みも増えるのが育児ですよね。

特に子供の発達はどうしても気になってしまって、他の子とも比べてしまうものです。

発達や言葉については、子供それぞれのペースがあります。

あまり気にしすぎないのが大切です。

それでも気になる場合は、子供の言葉の発達についての教室や、専門の先生に相談することができるサービスなどは、自治体でも行っています。

悩んでしまったときは、利用してみるといいと思いますよ。