令月風和

令い月、風は和やか

甲殻類(海老・蟹)は何歳から大丈夫なの?

エビ・カニなどの7大アレルゲン

 

ここ最近アレルギーを持つ人が多くなっています。

子供が5ヶ月くらいになると離乳食の準備をし始めるママも多いかと思います。

離乳食は、子供を持つ親からすると避けることのできないものですよね。

私も離乳食をやった経験がありますが、アレルギーに気を付けながら進めていった記憶があります。

 

そう、離乳食が始まると気を付けないといけないのが「アレルギー」です。

アレルギーにも気を付けないといけませんが、離乳食には進める順番があります。

アレルギーがでにくいお米から初めて、おかゆに慣れてきたら、にんじんやホウレン草の野菜、そして豆腐などのタンパク質へと、離乳食には進める順序、月齢ごとに与えても大丈夫な食材が決められています。

 

初めて試す食材は、病院が開いている平日の午前中に行うようにします。

平日の午前中が良いとされている理由は、アレルギーがでてしまったときのためにです。

平日なら病院がやっていて、土日の病院よりも待ち時間も少ないので、アレルギーが出たときのことを考えると、初めての食材は平日にやるのがオススメです。

だいたいのアレルギーはすぐ反応がでますが、時間が経ってから出るものもあるので、午前中にやるのがいいと思います。

 

甲殻類は何歳から大丈夫なの?

どの食材にもアレルギーがでる可能性がありますが、7大食物アレルギーという言葉を聞いたことはありませんか?

「小麦、乳製品、たまご、カニ、エビ、ナッツ、そば」が7大アレルギーといわれており、もっともアレルギーがでやすい食物になります。

小麦、乳製品、たまごなどのアレルギーは乳幼少期に発症して、大人になるにつれて食べられるようになるともいわれています。

しかし、カニやエビなどの甲殻類アレルギーは、2歳・3歳ごろから発症するといわれており、大人になっても治りづらいアレルギーです。

 

離乳食では、カニやエビなどの甲殻類は何歳から与えていいのでしょうか?

カニやエビなどの甲殻類は何歳からなら大丈夫というものがありません。

アレルギーがでやすい食材になるので、離乳食完了期の1歳過ぎ~1歳半くらいまで待ったほうがいいといわれています。

うちはもう離乳食は終わっていますが、カニやエビは2歳過ぎた頃に、煮汁を1さじから、様子を見ながら与え、最終的に身へと変えて、試していきました。

私は煮汁からですが、食べやすいようにすれば、カニやエビの身を与えても大丈夫です。

初めての食材を与えるときは、必ず1さじからにして、少しずつ量を増やしていきます。

どんな食材でも初めて与えるものは、アレルギーの症状がでていないかを確認しないといけません。

 

私がカニやエビなどの甲殻類を2歳過ぎた頃にした理由は、2歳未満だと消化器官がまだ未熟だと聞いたことがあったからです。

2歳、3歳くらいになると消化器官が整うそうなので、2歳過ぎたころに、初めて与えました。

甲殻類はアレルギーが強い食材のため、1歳半ごろには大丈夫とされていても、私の周りのママ友も2歳過ぎたころや3歳ごろなどに初めて与えたという人が多かったです。

これは親の判断になるので、決められた年齢はありませんが、初めて与える食材はアレルギーが出たときのことも考えて行うのがいいと思いますよ。

 

タコやイカ何歳から?

離乳食をしているとタコやイカ、貝類などの魚介類は何歳から大丈夫なのか?生のものは何歳から?と、いう疑問が浮かんだことはありませんか?

 

基本的には1歳半ごろから与えても大丈夫とはいわれています。

しかし、タコやイカは噛み切ることや飲みこむことが難しい食材になります。

だからタコやイカは1歳半ごろから大丈夫だとはいっても、さらに食べやすいように小さくしていても、この年齢ではまだまだ噛むのは難しいです。

タコやイカは、しっかり噛めるようになる3歳ごろまでは控えたほうが良いかもしれません。

さらに、3歳とはいっても、弾力があるタコやイカを食べるのは心配ですよね。

与えるときは食べやすいように小さくして、食べているときは、保護者が見ているところであげるようにするとより安心だと思います。

 

これはあくまでも目安になります。

 

うちの子は今4歳ですが、実はタコとイカはまだあげたことがありません。

4歳ですが、固いものを嫌がって食べないのと、まだ噛み切れないらしいので、5歳以降くらいが丁度いいのかもしれません。

 

刺身・生魚や貝類はいつから大丈夫?

離乳期の子供に与えるものは、大体のモノは加熱しているものがほとんどだと思います。

 

ところで、お寿司や刺身などを家庭で食べる機会は多いと思います。

みんなが食べていると子供も気なって食べたがることはありませんか?

 

生の魚は離乳食が完了していることが前提になるため、2歳以降に与えるのが良いとされているので、年齢がそこまでいっていない場合は控えたほうがいいです。

2歳ごろには消化器官が整う時期になるので、このくらいの方がいいと思います。

そして奥歯がしっかり生えるのは3歳ごろとされています。

生の魚は噛み切りにくく、また生の魚にはアニサキスと言う寄生虫がいるため、生のものを与えるときは3歳以降にした方が安心だと思います。

 

もう一つ覚えていて欲しいことは、大人と同じ免疫力がつくといわれているのが、12歳過ぎからになるそうです。

3歳ごろには生魚は大丈夫なのですが、免疫のことなどを考えると理想的には、もしかしたら12歳以降の方がいいのかもしれないですね。

 

初めて食べる生の魚は「まぐろ」がオススメです。

まぐろは寄生虫やアレルギーの危険性が低く、消化も良く、噛み切りやすいので、お子さんが興味を持っていて、年齢的にも大丈夫と感じたら試してみてくださいね。

 

魚介類だと貝類も気になりますよね。

あさりなどは1歳過ぎたころが良いとされていますが、カキなどの貝類は気をつけないと、食中毒になりやい食材です。

また噛み切りにくいので、貝類は、幼児期は無理してあげる必要はないかもしれませんね。

 

まとめ

甲殻類や魚介類はものによって、何歳からの方がより安心というものがあります。

どんな食材もアレルギーが出る可能性があるので、初めての食材は、気を付けてあげたいですよね。

 

いつから大丈夫かは親の判断になりますが、生のものやイカやタコなどの弾力があって噛み切るのが大変な物は、幼児期は控えたほうがいいかもしれないですね。